ことばの発達
12/19 3goodthings!
1.昨日のトレーニングで筋肉痛。3つのホームプログラムのうち、2つしかしなかった事に今気づく。
そうだった、3つあった笑
私の継続は、海馬との闘いでもある。
2.今日はリビング半分ほどお片付けとお掃除。
やりたいと思っていたところに手がつけられてスッキリ。
3.今日もバスソルトで湯船に浸かって、好きな本を読んだ。最高に至福なとき。
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こんばんは!
作業療法士の杉本美穂です。
今日は夕方から、先日聴いた斎藤惇夫先生の講演会の、テープおこしをしていました。
先生のお話の中で、こどもが言葉を覚えるもっと前、子守唄を通して,その音の美しさやリズム、抑揚を体感を通して体験する。
そのあとに、わらべ歌そして、なぞなぞの世界へとことばの世界をいくと。
ここで大切なのが,ことばの意味がなんだかわかる前に、肉体を通してそのことばを体験しているかとうかが、豊かな言語の獲得につながっているというお話。
私たちがお会いするお母さんで、2歳前後のお母さんの相談のほとんどがことばの遅れです。
私は普段,目や耳で形となって「ことば」になる前の、わかることがらを豊かにする経験について話をします。運動機能や感覚機能の育ち、口腔機能の育ちが,言えることばを作る根っこにとても大切です。それと、形にこだわらず、オノマトペを沢山つかって、音を出すこと、音の違いに気づいて楽しむ体験を沢山一緒にしてあげることをお伝えしています。
オノマトペというのは、擬音語や擬声語など自然にある音を言語化したもので、カンカン、わんわん,ドンドンなど意味をあまり持たない、いわゆる「音」のことばです。
ことばの理解の過程には、りんごが「りんご」と言えるまでに、りんごの香りや食感、重さ,色などを五感で感じる体験が先に必ずあります。
その情報が統合されて,みかんでもイチゴでもなく,家にあるのも,絵本に出てくるのも,スーパーにあるあれも、りんごがりんごと認識されます。これがりんごが概念として認識された証拠です。
様々な,体験を通して,感覚体験を沢山積むことも,ことばの理解や表出を支えます。
さて、今回の斎藤先生のお話に戻ります。
子守唄やわらべ歌を通して,意味はなくとも(ずいずいずっころばし♪とか意味は?)、そのことばのリズムや繰り返しの楽しさや,韻を踏む楽しさ、そういった肉体の体験もまた,これから獲得する言語をより豊かにしてくれるのだそうです。
謎々がことばの世界を豊かにする、という発想はなかったなー。謎々って知恵というか知性を伸ばすイメージでした。
私は普段作業療法の時間や,我が子と話をする時には、「本人の知っていることば」に変換して会話をするようにしています。理由はもちろん1番理解しやすい最短だからです。
これはどの家庭でもお母さんが少なからずやっていることかなーと思うのですが、
中には結構大人言葉でやり取りしてしまう場合もあります。理解の力が高いお子さんは、それでもやり取りが成立した、かのように見えます。
中川信子先生の著書にもあるように、ことばの育ちは、わかる事柄、わかる言葉、言えることばと言うように育っていきます。
ことばの育ちって,具体的にどんな方向にどこまで育って欲しいか、ってイメージがありますか??
発達の相談でとても多いことばの育ちですが、案外目指すところがイメージしにくいのも、ことばの育ちのような気がします。
だって大人になった私たちの、ことばの育ちの差って、正直目に見えないものだから。
私は最終的に、本人が理解したその先に、使える言葉を沢山持って欲しいと思っています。特に、自分のことを説明できる言葉を持てたら生きやすいな、とすごく思っています。
自分がこう感じている、こう思っている、こうしたいが語れるためのことばを持てたらなと思うのです。
自分の内面に気付いたり,それを人に伝えることは、目の前の事象や人のことを話すよりずっと難しいです。そのためには、それに気づくための対話の積み重ねが必要です。
それを言葉にして人に出すことができたら、自分を自分らしく、生きやすくする下支えになると思います。
だから、自分で理解して、さらに使える言葉を沢山豊かに持ってもらいたいと思った時には、
理解の段階で、本人が分からない言葉を使って,分かった風にさせない事が大切だな、と思います。
そしてまだまだ言葉が形として出ていない子も,できる事がもっとあるんだ!と斎藤先生のお話を聴いて思いました。
私がお伝えしてきた運動や感覚機能を育てる事,食べる事を通して口腔機能を育てる事、「ことば」にこだわらずオノマトペなどで音の違いを楽しむ事に加えて,
ことばを体感を通して味わう子守唄,わらべ歌を沢山聞かせてあげながら,音の変化や違いを体で楽しむ体験を、たっぷり親子で楽しむことも、
ことばを育むとてもいい機会なのですね!
コンコン、カンカン、ギーギーなど、いろんな音を身の回りで出して、その違いに耳を向ける楽しさを味わうのもいいですね。
日常に溢れる様々な音に注目して、
「ゴトンしたねー☺️」「ベリベリしようか」
どんな音に聞こえているか簡単なことばにしてあげるのもいいですね。
そして、寝る時に子守唄♪やわらべ歌♪
今日からできること、今日から一緒にはじめましょうね。
そういえば息子が一歳の頃、わらべ歌のCD買ったけれど、私が聴いててつまらなくて(笑)ちゃんと聴かせなかったなー惜しいわ、ほんと。
今日は絵本作家、齋藤惇夫先生から学んだこととことばの育ちについてでした!
ではまた!
杉本美穂
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